「判断は良かった!」という声かけ
久しぶりの投稿になりました.3連休の最後です.
今朝の上津台は5㎝くらいの雪が積もっていましたね.
雪遊びに興じた子も多かったのではないでしょうか?
土曜日は久しぶりに練習を担当しました.
幼稚園の部は,生活発表会などがあって,少し寂しい人数でしたが,その分,濃い〜練習ができました.
昼からは,神戸市北地区トレセン(U-12)と,北神戸中学校とのトレーニングマッチを観戦しに行って来ました.
翌日は鹿の子台FCの各学年練習を見学に・・・.
今日は北神戸中学校のリーグ戦を観戦に行きました.
サッカーには,3つの段階があります.
1 認知:情報を得るために,状況を見て認識すること
2 判断:得られた情報から何をするかを決めること
3 実行:実際のプレー
(判断と実行の間に「修正」が入る場合があります)
ドリブルやシュート,パスといった実行に目がいきがちですが,「認知」「判断」があって初めて実行がなされるわけなので,非常に大切な段階です.
例えば
「リフティングが300回できるようになった」
としましょう.
「頑張った成果」であることは確かでしょう.
そして,「200回の人より優れている」というわかりやすい基準にはなります.
だからといって「サッカーができるのか?」というとそうではないでしょう.
そこには「認知」「判断」はありません.
練習というのは「実行」にフォーカスされがちです.
もちろん,優れた判断があっても,最終的に「実行」が伴わなければうまくいかない訳なので,反復練習すべきところはあります.
ただ,その時に「何を見て」「何を考え」判断したのか?
それを想像し,「認知の問題」なのか「判断の問題」なのか「実行の問題」なのかを理解して指導するのがコーチの役割だと思っています.
「そのシュート,判断は良かった!」
という声かけをすることがよくあります.
シュートにはタイミングがあります.見て,判断するまでは,最高のタイミングでシュートしていることがあります.
ただ単に,技術が追いつかずに入らないということがあります.
だから,そういう選手には実行の練習が必要です.
A長尾は,この3つの段階をできるだけ意識した練習メニューを提示しています.