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コベカツ論議 〜なぜ部活動だったのか?〜

  • 執筆者の写真: Saka
    Saka
  • 12 時間前
  • 読了時間: 2分

A長尾ホッケーがコベカツに登録されましたが,このコベカツという制度・・・ちょっと疑問


そんな話の前に,なぜ日本ではスポーツが「部活動」で行われるのか? ってところから始めましょう? それも知らずに「コベカツ」について話をするのはちょっと片手落ちのような気がします.


さて,日本に各種のスポーツが入ってきたのはいつの頃からでしょうか? 剣道や柔道といった「武道」は古くから日本にあったと思われますが,テニスやサッカーなどが日本に入ってきたのは明治時代. 海外からやってきた学校の先生たちが趣味や気晴らしにやり始めたのがきっかけのようです.

先生たちがやっているのを見て,生徒たちも一緒にやり出した・・・ やる人たちが集まって「クラブ」になり,先生たちと一緒に楽しんでいたんですね. そうするうちに「じゃあ試合をしましょう」ということになると,当然のことながら「学校対抗」の試合が始まります. やがて,「学校を代表して戦うもの」「学校の名誉をかけて戦う」となっていき,学校でのスポーツは「勝利」を目指した競技性の強いものになっていくわけです.趣味とか余暇活動じゃなくってね. そして,学校と結びついたスポーツは,「教育的」になっていくわけです.「礼儀」とか「努力」とか「上下関係」とか,そういったものと結びつくわけですね.部活動で起きているいろんなハラスメントってこの感覚なんです. 先日も,何かの少年スポーツの募集チラシに「礼儀を教えます」なんて書いてあるのを見かけました.怖! もちろん,スポーツをすることで,ルールを守るとか,仲間と一緒にやることで,リーダーシップやフォロワーシップが自然と身につくことはあります. でも,礼儀を教えるためにスポーツをさせますと言われても「ごめんなさい 僕にはできません」とお答えさせていただきます. 「スポーツ」が余暇活動であるという本質・・・ それが,日本では成り立ちの頃から「スポーツ」ではなく「体育」という世界で出来上がっていったのかと思います. 次回は「戦後の日本とスポーツ」



 
 
 

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